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「小諸なる古城のほとり雲白く遊子かなしむ…」明治の文豪・島崎藤村をはじめ、高濱虚子、若山牧水、臼田亜浪など小諸ゆかりの文学者は枚挙にいとまがありません。
もともとあった文学的な土壌に平成八年春「蕎麦の花文学賞」の種を蒔きました。
そばの花文学賞は「信州の街道に、そばや地名に関わる句碑を建てよう」との掛け声のもとはじまりました。
お題を「季節の蕎麦」「そばの花」とし、蕎麦を主題とする俳句、短歌をお寄せいただきました。そして、蕎麦文化の花が咲き続けますよう「そばの花文学賞」の優秀作品を石碑として残してまいりました。全国から寄せられた、たくさんのご応募に、この場をお借りして厚く御礼申し上げます。